NISAで株式投資をはじめたけど、それ以外の運用方法はないのかな?
確実に儲かる資産運用が知りたい!
2024年にNISAのルールが見直され、つみたてと個別株の両方を1つのNISA口座で購入できるようになりました。
そこで、NISAをきっかけに株式投資をはじめたという方もいるでしょう。
そして、資産運用をはじめる中で株式投資以外の資産運用に興味を持った方もいると思います。
ここでは、株式や投資信託以外の資産運用にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。
資産運用=株式投資ではないが違いには注意しよう
NISAやiDeCoなどの存在が、資産運用をより身近なものにしました。
金融庁が公表した統計によれば、2024年6月末時点でNISA口座は2,427万口座を超えています。

またiDeCoの加入者数は、2024年11月末現在で347万人を上回っており、2022年3月末時点と比較すると100万人以上の増加となっています。
NISAやiDeCoにより運用される金融商品の多くは、株式や投資信託となっています。
これまで資産運用には縁のなかった方も、税務上の恩恵がある資産運用をはじめたことを契機として、さらに別の資産運用をはじめたいと考える方もいるでしょう。
そこで、株式や投資信託以外にどのような商品があり、どのような特徴があるのかご紹介します。
株式などと同じように購入できるものでも、商品の中身は大きく違うので、注意しましょう。
国債
国債とは、国が資金調達のために発行する債券のことです。
一般的には日本政府が発行する債券がイメージされますが、外国政府が発行する債券も購入できます。
国債を購入すると、決められた時期に利子を受け取ることができます。
また満期を迎えると、あらかじめ決められた返済額が戻ってきます。
基本的には元本保証に近いものであり、比較的安全な運用方法ですが、利子の金額は必ずしも大きいとはいえません。
外貨預金
日本円で預金するのではなく、米ドルやユーロなどの外国通貨で預金することです。
外貨定期預金の場合、日本円での預金と比べると高い利率となっていることが多く、運用益を得やすいメリットがあります。
一方で、日本円から外貨に替える時や外貨から円に替えるときには為替手数料がかかるため、手数料の負担を考えて利用しないと、大きな損になってしまうことがあります。
また、為替レートの変動により、想定外の利益を得られることもあれば、逆に大きな損をしてしまうこともあります。
為替の変動を予想するのは難しいため、リスクを軽減するのも簡単なことではありません。
ETF(上場投資信託)
ETFとは、取引所で取引される投資信託のことです。
英語でExchange Traded Fundと呼ばれるものの頭文字をとって、ETFといいます。
一般的な投資信託は証券会社で購入しますが、それらは取引所に上場しているわけではありません。
しかし、ETFは上場しているので、取引所で自由に売買することができます。
取引所で取引されるため、価格は常に変動しますし、株式を購入する時と同じように、価格を指定する指値注文も可能となっています。
REIT(不動産投資信託証券)
REITは、不動産投資における投資信託のようなものです。
出資者から集めた資金で不動産投資を行い、収益を出資者に配当で還元するという流れになっています。
REITは、不動産投資の専門家に運用を任せて、その利益を得られる点が大きな特徴です。
また、数万円程度から投資できるので、通常の不動産投資のように借入や資金繰りを考えなくてもいいというメリットもあります。
取引所に上場しているREITもあり、売買が容易であることも見逃せないポイントです。
FX(外国為替証拠金取引)
FXとは、外貨を売買して差額から発生する利益を得るものです。
外貨を用いた投資という点では外貨預金と似ていますが、損益の計算において大きな違いがあります。
FX取引は証拠金取引と呼ばれ、投資した資金の何倍もの金額で損益計算を行います。
思惑通りに為替相場が動いた場合には、投資した金額からは考えられないような大きな利益が得られます。
一方、思惑とは逆に動いた場合には、多額の損失が発生することもあるので注意が必要です。
暗号資産
暗号資産とは、以前は仮想通貨と呼ばれていたオンライン上の通貨のようなものです。
代表的な暗号資産として有名なのはビットコインですが、ほかにも数多くの暗号資産があります。
一時期、暗号資産の価格が大きく跳ね上がった結果、非常に多額の利益を得た人がいました。
暗号資産はその後も、ほかの資産運用より激しい値動きで勝ちが乱高下しています。
そのため、投機的な動きが目立つ一方で、資産運用の手段としては不向きといえます。
不動産
不動産投資は、家賃収入を得ることを目的として、賃貸物件を購入し保有することです。
保有していた土地や建物の価格が上昇すれば、売却して利益を得ることもできます。
購入する物件によっては、不動産投資はハイリスクではありません。
ただ、不動産物件を購入するには多額の資金が必要であり、そのために金融機関から借金をするのが一般的です。
そのため、誰でも手軽にできるわけではなく、借入すること自体がリスクであるとも考えられます。
社債
会社が発行する債券を購入する資産運用の方法です。
国債が国による債券であるのに対して、会社が発行する債券が社債ということになります。
社債を購入する際に重要なポイントは、発行会社が確実に資金を返還できるかです。
基本的に個人の方が購入できる社債は有名な企業のものばかりであり、リスクはそれほど大きくないと思われます。
ただ、会社が消滅してしまうと社債の額面を回収できなくなるというリスクは、認識しておかなければなりません。
金
金は世界中のだれもが知る貴金属です。
他にも投資対象となっている貴金属はありますが、歴史的にその価値が変わらないのは金だけといっても過言ではありません。
金の価格は近年上昇しており、長い目で見れば価格下落のリスクもあります。
しかし、金への投資は資産運用より安全資産の保有という面が大きいといえます。
金を持っているだけでは利息や配当は得られないという点も、資産運用という点では十分に考慮しておかなければなりません。
まとめ
ここで紹介したもの以外にも、資産運用のために購入できる商品は存在しています。
ただ、その安全性、リスクの大きさなどを考慮すると、資産運用の手段には不向きなものが数多くあります。
ここで紹介した商品もリスクの大きさには差があるため、何を重視して資産運用を行うかにより選ぶべき商品が変わることに注意が必要です。
元本保証の商品では運用益は少なくなり、逆に運用益を確保しようとすれば元本が減少するリスクが高くなります。
このような商品の特性を理解し、いくつかの資産運用を組み合わせて、有効に資産を活用していきましょう。


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