資産運用の初心者はまず何をすべきか?

資産運用

ようやく資産運用をはじめられそう!

でも何から始めたらいいか分からないな・・・

資産運用によって資産を増やす、あるいは資産を守るという考え方は、以前より多くの人に浸透しています。
ただ、資産運用は金融機関に預金するのとは違い、プラスになることもあればマイナスになってしまうこともあります。
そのため、資産運用をはじめる際にはいろいろと考えておく必要があります。
特に資産運用の初心者の方は、はじめて考えるような内容もあるので、じっくりと時間をかけてみましょう。

スポンサーリンク

資産運用を行っている人の割合の推移

2001年から始まったiDeCoの制度は、2017年に加入対象者が拡大され、多くの人が加入できるようになりました。
また2012年にはNISAの制度が始まり、売却益や配当金を非課税で受け取ることができるようになりました。
このような制度によって資産運用はより身近なものとなり、実際に保有する人も増えています。

そこで、実際にどれくらいの人が資産運用を行っているのか、その数値を確認しておきましょう。
日本証券業協会は日本全国の18歳以上の人7,000人に対して調査を行い、2024年10月に「証券投資に関する全国調査」とした調査結果を公表しています。

この調査によれば、株式、投資信託、公社債(以下、「有価証券」といいます。)のいずれかを保有している人の割合は、2021年の19.6%から24.1%に大きく上昇しています
特に投資信託を保有する人の割合が、10.1%→12.6%と大きく伸びており、iDeCoやNISAの加入者が増加していることもその一因と考えられます。

一方で、資産運用の代名詞ともいえる有価証券を保有している人が、全体の4分の1以下であることは、少し意外な気もします。
銀行の金利が非常に低く、定期預金などでお金を増やすことはほぼ無理といった状況の中でも、有価証券を保有していない方が大半ということを意味するからです。
資産運用などしなくても、十分にお金を準備できているということであれば問題はないのですが、はたしてどうなのだろうか、という疑問はあります。

スポンサーリンク

資産運用をはじめる前に考えるポイント

何のための資金を準備したいのか

資産運用によりお金を増やしたいという方は、何かしらの目的があることが多いと思われます。
何のために使うお金を資産運用により準備するのか、その目的をはっきりさせておきましょう。

お金が必要になる局面とは、例えば結婚資金、マイホーム購入、出産・育児、子どもの教育資金、老後資金などがあります。
これらのすべての資金を資産運用で準備することは難しいかもしれませんが、目的となるものをいくつか考えておくといいでしょう。

いつお金が必要なのか

何のための資金を準備するかを考えたら、そのお金がいつ必要になるのかを考えましょう。
目的によって来年にでも必要になる場合もあれば、40年後に必要になるものもあります。

この時、お金が本当に必要になる時期はいつなのかを改めて確認しておきましょう。
ライフイベントが発生する時期と、実際にお金が必要になる時期とは必ずしも一致しないからです。

例えば、子どもの教育資金として、大学の入学金や学費を資産運用により準備しようと考えたとします。
この場合、実際に子供が大学に進学するのは18歳になった年の4月です。
しかし、お金が必要になるのは大学に入る時とは限りません。
入学金の支払いは実際に入学するより前の時期になるでしょうし、授業料やその他の費用の支払いも事前に発生すると考えられます。
また、入試対策のために塾に通ったり教材を購入したりすれば、別の形で教育費が必要になります。
そのため、18歳になった年の4月ではなく、もう少し早い時期にまとまったお金を準備しておく必要があるのです。

マイホームの購入や老後資金なども、お金が必要になる時期はライフプランによって大きく変わります。
どのようなプランで資金計画をしておくのか、家族で話し合っておくといいでしょう。

資産運用にどれだけ使えるか

本来は、どのような目的で資産運用を行うかにより、いくらくらいのお金が必要なのかが決まってきます。
しかし、あらゆる用途に必要な資金をはじめから十分に用意することはできないかもしれません。
そこで、まずは資産運用にどれだけの資金を使えるかを考えておきましょう。

例えば、預金にあるお金のうち200万円なら使うことができる、あるいは毎月3万円なら資産運用に回せるといった具体的な金額を考えておきましょう。
今はまとまったお金がなくても、毎月積み立てを行うことができれば、資産運用をはじめることはできます。

どれくらいのリスクを許容できるのか

資産運用にリスクは付き物です。
しかし、どれくらいのリスクを許容できるのかによって、投資の対象となる商品は変わってきます。

できるだけリスクを最小限に抑えたいということであれば、公社債が有力候補となります。
NISAでも債券型投資信託という商品を選ぶことができるので、選択肢に入れておくといいでしょう。

ある程度リスクを許容できるのであれば、株式型投資信託や個別株を購入するのもいいでしょう。
商品の数が多いので、その中からさらに自分の好みに合ったものを選ぶ必要があります。

スポンサーリンク

初心者にはNISAのつみたて投資枠がおすすめ

資産運用をはじめる前に、様々なことを考えておくといいということをお伝えしました。
それでは実際に資産運用を行う場合、どのようにするといいのでしょうか。

資産運用のまったくの初心者であれば、NISAのつみたて投資枠がおすすめです。
投資金額の設定が比較的自由であり、解約時期に制約がないこと、そして非課税の期間が無期限になったため、長期的に利用できる点がメリットとなっています。
もちろん、売却益や配当に税金がかからないことも大きな魅力となっています。

iDeCoは掛金が所得控除の対象になるので、節税効果がメリットです。
しかし、受取時期が原則60歳以降となっているので、様々な目的に利用することはできません。
そのため、初めての資産運用はNISAのつみたて投資枠がおすすめなのです。

スポンサーリンク

まとめ

一口に資産運用といっても、どのような金融商品を購入するのか、そしてどのような方法で運用を行うのか、様々な選択肢があります。
資産運用をはじめると、いろいろな場面で迷いが生じると思います。
そのため、資産運用をはじめる前に基本的な方針を考えておき、その方針に従って資産運用をはじめるといいでしょう。
NISAのつみたて投資枠であれば、資産運用をはじめた後にこまめにチェックする必要はなく、成り行きを見守るだけで大丈夫なはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました