ライフプランニングって何のためにするのかな?
将来の収入とか生活費なんて分からないよね・・・
将来にわたるお金の不安を解決する方法の1つとして広く利用されているのが、ライフプランニングです。
ライフプランニングを行うことで、この先のお金の流れをぼんやりと知ることができます。
ただ、ライフプランニングを作成する段階では何十年も先の予想を正確にすることはできないので、本当に意味があるのかと疑問に思っている方もいるでしょう。
そこで、ぼんやりとした予想にもとづいてライフプランを作成することの意味や、その目的について解説します。
ライフプランを作成することは自分と周りの人の今後を考えること
ライフプランを作成する際に、将来的に必要になるお金、その時の収入や貯蓄などについて考えます。
ライフプランニングの大きな目的は、お金の流れの可視化や必要な金額の準備期間の確保にあるため、どうしてもお金に関することが中心になります。
ただ、ライフプランニングを行う際には、お金のことだけを考えるわけではありません。
自分自身の人生を考え、これから何年後にどのようなことが起こるかを想像していきます。
また自分だけでなく、家族など周りの人の行動や変化も一緒に考えます。
人生設計どおりにすべてが進むわけではありません。
しかし、子供の進学や退職のように一定の年齢になると起こる可能性の大きい出来事については、何年後のことなのか、それは自身や家族が何歳になっているのか、知っておくことには大きな意味があります。
いつどのようなことが起こるか考えておくことで、お金だけでなく気持ちの面でも準備ができるので、ライフプランニングは重要なのです。
ライフプランニングの目的① 将来必要なお金を把握する
ライフプランニングの1番の目的は、将来必要になるお金がいくらになるかを知ることです。
例えば子供が生まれた場合には、6年後に小学校入学、12年後に中学校入学といったようにイベントの時期が明確になります。
そのイベントについてどれくらいのお金がかかるのかを知ることが、ライフプランニングでは非常に重要です。
実際にイベントに必要な金額は、人によって大きく異なります。
しかし、その金額を正確に予測することはできません。
そこで大きな支出については、様々な機関や民間企業などが公表している調査・統計の数字を使って、一般的にはどれくらいかかるのかを知っておくようにします。
そのうえで、絶対に私立の中学校に入学してほしいというような個別の事情を反映させると、より実際の金額に近づけることができます。
ライフプランニングの目的② お金の流れを可視化する
ライフプランニングを行う2つめの目的は、毎月の収支を計算することでお金の流れを可視化することです。
①の段階で将来必要になるお金を把握したら、次に収入の金額を予測することで、将来的にお金が足りなくなるようなことがあるかないか、知ることができます。
ライフプランニングは家計簿とは違います。
家計簿をつけていれば、「先月は〇万円の赤字だった」という結果が分かりますが、ライフプランニングはそのような結果を知るためのものではありません。
その代わり、毎月発生する支払いやイベントごとにかかる費用を予測することで、将来お金が足りなくなりそうな時期や不足する金額を知ることができるのです。
ライフプランニングの目的③ お金を準備する時間を確保する
何かをするのに必要なお金が足りないのであれば、前もってそのお金を準備しなければなりません。
しかし、急にお金が足りないということが分かっても準備する時間がなければ、お金がかかるようなことを諦めることとなります。
ライフプランニングをしていつ頃にお金が必要になるのか、そしてその金額はどれくらいなのかが分かれば、足りないだけのお金を準備する時間が確保できます。
その結果、お金がかかるイベントも諦めることなく行うことができるのです。
ライフプランは必ずしも正確でなくていい
ライフプランは日本語にすると「人生設計」となります。
人生設計というとおり、〇年後〇〇歳になったくらいで結婚し、その後家を買い、さらに子供が生まれる、といった出来事を時系列で考えていきます。
ライフプランニングの作成には、お金の要素が大きく関係します。
現在の収入がどれくらいあるのか、〇年後にはどれくらいになっているのかを予測します。
また、退職した時には退職金があるのかないのか、年金はどれくらいもらえるのかといったことも重要になります。
一方で、家賃や住宅ローンの返済、食費や教育費などの支出もその時の家族構成から予測します。
ライフプランは数年後の状況を予測して作成するものではなく、40年後、50年後といったかなり先を見据えて作成するものです。
そのため、そんなに先のことは分からないとしてライフプランの作成をあきらめてしまう方もいます。
しかし、ライフプランを作成するのは実現可能な自分の将来を探るためではありません。
ライフプランを作成する時には、正確性は最重要ではなく、より客観的な根拠にもとづいて計算を行えば問題ありません。
まとめ
ライフプランを作成してもどうせそのとおりにはならないからと、ライフプランニングを行わない方がいます。
確かに作成したライフプランのとおりに人生が送れるわけではありませんが、ライフプランは自身の人生の設計図として作成するものではありません。
今の時点でどれだけのお金が足りないのかを知り、その金額をどのように準備するのかを考えるためのものです。
ライフプランニングとはどのようなものなのかを考えて、実行するきっかけになればと思います。

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