ライフプランを作っても必ずそのとおりにできるか不安・・・
簡単に実行できるライフプランはないのかな?
ライフプランを考えるということは、これからのお金の増やし方と使い方を考えることを意味します。
ただ、ライフプランを一生懸命考えても簡単にお金が増えるわけではないので、考えすぎてかえって面倒くさくなってしまうこともあるかもしれません。
そこでこれまでとは視点を変えて、頑張りすぎない人生設計を考えてみましょう。
簡単にいえば支出を減らすということですが、工夫しだいでは支出を減らしても不便さを感じずに生活することができます。
「頑張りすぎないライフプラン」とは
ライフプランを考える際には、今の収入や貯金がいくらあるのか、そしてこれからの人生をどのように送っていきたいかを考えていきます。
この時、より良い人生を送りたい、そしてお金に困りたくないという思いから、少しでも収入が増えるように様々な努力をしようと考える方が多いでしょう。
しかし、使うお金を少なくすることができれば、収入の金額が少なくても生活することができます。
そこで、収入を増やすために頑張るのではなく、支出を減らすために一瞬だけ頑張ろうというのが「頑張りすぎないライフプラン」の考え方です。
これまで当たり前のように支払っていた生活費を一度見直すことで、その後ずっと支払いを減らし続けることができます。
そして、収入を増やすことは決して簡単なことではありませんが、支出を減らすことは誰でもすぐに実行できます。
実行に移せばその時から得をする、そしてその影響は将来にわたって及ぶのが「頑張りすぎないライフプラン」の良いところなのです。
生活費の見直し
支出の見直しとして一番に考えるべきは、生活費の見直しです。
生活費は毎日の生活の中で発生するものであり、ゼロにすることはできません。
物価高騰の影響もあり、月々の支払いが大きくなるのも仕方がないとあきらめてしまいそうですが、実は見直しをすることで、毎月の支出を抑えられることがあります。
光熱費
光熱費は、電気代やガス代の高騰によって、支払額が大きく増加してしまった代表選手といえます。
光熱費の支払先となる会社を変更することで、毎月の支払いを数百円~数千円削減できるかもしれません。
電力会社やガス会社の見直しをする際は、インターネットで様々な情報を集めることが大事です。
実際の電気やガスの使用量に基づいて、月々の支払額をシミュレーションすることができるので、まずはどれくらい金額が下がるのか確かめてみましょう。
はじめて見直しをするという方は不安があるかもしれませんが、数多くの有名企業が電気やガスの会社を設立しているので、その中から選ぶといいでしょう。
携帯電話・通信料
ほとんどの人がスマホを使っており、毎月の通信料を支払っています。
携帯電話の会社としては、従来は三大キャリアと呼ばれていたNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクがあるほか、4番目のキャリアとなった楽天、そしてそのほかの格安携帯会社があります。
総務省が2025年3月28日に公表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表
(令和6年度第3四半期(12月末))」によれば、NTTドコモが34.3%、KDDIが27.1%、ソフトバンクが19.1%、楽天モバイルが3.2%、格安携帯会社が16.4%となっています。
最近は三大キャリアでも様々なプランがあり、月々の支払いは以前より少なく済むことがあります。
ただ、三大キャリアより格安携帯会社の方がさらに通信料は低くなるので、もっとお得な選択を考えてみてもいいでしょう。
格安携帯会社を利用しているのは全体の16%程度であり、まだまだ見直しができる人は数多くいるといえます。
格安携帯会社に契約を変更すると、月々の支払いを1,000円~2,000円以内に収めることもできます。
つながりやすさなどで一定の制約を受ける場面もありますが、日常的に利用するのに大きな不満はないでしょう。
また携帯会社を見直す際に、携帯電話本体の見直しを考えてもいいでしょう。
日本では単体で見るとiPhoneの人気が突出しており、「iPhone以外の選択肢は考えられない」という方も多いようです。
しかし実際には、iPhone以外のスマホを入手することもでき、そのスペックも高機能なものからお値打ちなものまで様々です。
特にiPhoneの機能を使い切れない方は、より安く、普通に使える別のスマホを使うことも考えてみるといいでしょう。
マイホーム
衣食住の1つである住まいは、日常生活における満足度を左右する非常に重要な要素といえます。
賃貸にしろ持ち家にしろ、マイホームを確保するためにはお金がかかりますが、少しの工夫で支出を抑えることができるかもしれません。
例えば賃貸で借りる場合に、普通電車しか停まらない小さな駅の周辺で探してみるのはどうでしょう。
駅の周辺は静かで、普通電車での通勤は時間がかかるかもしれませんが、電車も比較的すいているということが考えられます。
通勤が楽になるだけでなく、電車の中の時間を有効利用して副業をしたり、資格試験の勉強をすることもできます。
マイホームを購入する場合も、その立地によって価格が大きく変わります。
売却する際の値下がりを心配する方もいるので、持ち家の場合、立地による価格差は非常に重要な要素となります。
この先もライフスタイルを変えることはない、つまり購入した自宅を売却することはないのであれば、価格面で納得できる物件をとことん探すことが大事です。
車
23区内のような都心に住んでいる方でなければ、車を保有する方が多いでしょう。
車を保有すると様々なお金がかかるので、できるだけ節約したいと考える一方、趣味やライフスタイルに直結するものとしてこだわりを持つ方も多いです。
車に関するこだわりがある人は、他のものを犠牲にしすぎないことが大事です。
他の支出を削って車を購入する、あるいは他の家族に使うはずのお金を車に使ってしまうというのは、できる限り避けるべきです。
そこまでこだわりを持っていない場合でも、地方では特に、家族がそれぞれ車を保有しているために支出が増えてしまうことがあります。
通勤に車が絶対に必要という事情がある人も多いのでしょうが、台数を減らすことができれば家計には大助かりです。
保険の内容を改めて確認する
生命保険の契約をすることは、家族を持つ人にとっては義務であると考える方も多いと思います。
実際、病気やけがのために収入が途絶えてしまい、一家全員が路頭に迷うようなことは避けたいものです。
しかし、死亡保険金として亡くなった時に多額の保険金を受け取るのは本当に必要なのか、考え直した方がいいかもしれません。
年金が主な収入となり、介護や入院によって老後には多額の支出が発生します。
しかし、死亡保険金は亡くなった後にはじめて給付されるお金であり、基本的に生きている間は使うことができません。
死亡保険金を受け取るために、手元にあったはずのお金を保険会社に保険料として支払っている状態となってしまい、ますます手元のお金はなくなってしまうのです。
死亡保険金もいざという時のための保障には違いありませんが、優先順位が高いとはいえない場合もあります。
保険の内容を見直して、本当に必要な保険にだけ加入するようにしましょう。
教育費は最大の投資だがリターンは・・・
子供の教育は親にとっての三大義務の1つであり、絶対におろそかにしてはいけないものです。
ただ、教育費をかければかけただけリターンがあると考えるのは早計で、教育こそ最大の投資でありながらも、親にとっての実質的なリターンはありません。
リターンがないからといって、教育にまったくお金をかけないというわけにはいきません。
ただ、教育費をかければ必ず親の望むような成果を出してくれるなどと、子供に過度の期待をかけるのは間違いです。
親も子も頑張りすぎて、小さなうちから受験に打ち込みすぎるのが果たしていいのか、そしてそのためにほかを犠牲にしすぎていないのか、冷静に考えることも必要でしょう。
普通の生活が理想という現実
誰もがお金持ちになりたいとか、余裕のある暮らしがしたいという夢を持っています。
特に若いころは、どのようにでもなる可能性があるので、億万長者のような生活を夢見る方もいるでしょう。
徐々に年齢が上がってくると現実がみえてきますが、人より豊かな生活を送るため、夫婦ともにバリバリ働いて高収入を得る「パワーカップル」と呼ばれる人が増えています。
パワーカップルは金銭的な余裕があるので、理想的な生活を送っているように思えます。
しかし、仕事にかける時間が多い分、家庭生活にかける時間が少なくなりがちで、子供と向き合う時間も減ってしまうことがあります。
また、忙しすぎる人の中には、若いうちに病気になってしまう人もいます。
パワーカップルのリスクは、2人のうちいずれが病気になっても、その後の生活が成り立たないことです。
特に住宅ローンをペアローンにしている場合は、1人の収入で2人分の返済を行うことはできないでしょうから、マイホームに住み続けることも難しくなってしまいます。
人生で一番のリスクは病気だとすれば、病気にならずに普通の生活を送ることが一番理想的といえます。
どのようなきっかけで病気になるか分からないので、病気を避けることはできないのですが、頑張りすぎて体や心を壊してしまうことだけは避けたいものです。
まとめ
頑張って理想を詰め込むライフプランもいいのですが、頑張りすぎずにできる限りのことをする「頑張りすぎないライフプラン」を提案しています。
今後、より具体的に頑張りすぎない項目をご紹介していきたいと思いますが、まずは簡単にできる支出の見直しからしていきましょう。
今の生活をほとんど変えることなく、支払金額だけ少なくできるものがあるので、その第一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。


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